水 素 吸 引 と A T P 回 路

ATP回路とは

私達は食べ物から摂取した栄養を、酸素を利用して分解、そこから水素を取り出して、

細胞内のミトコンドリア内膜にあるATP合成酵素で、電子を発生させます。

その電子を使ってADP(アデノシン二リン酸)をATP(生体のエネルギー通貨と呼ばれる)に再合成します。

再合成されたATPは各組織に供給され、リン酸をひとつ乖離する際に24Kcal/molのエネルギーを各組織に供給し、

自身はADPになって、ミトコンドリア内膜に戻ってきます。このATP→ADP→ATPと変化する化学回路がATP回路(サークル)です。

ATPから供給されたエネルギーを使って、心臓、筋肉すべての組織を動かしているのが私達生命体です。

ATPは私達が生きるためのエネルギーなのです。

ATPの老化

我々は年齢と共に代謝機能が衰えていきます。

私達は、食物を酸化分解して水素を取り出す(クエン酸回路)際に、活性酸素が発生し、

細胞のDNA(遺伝子)が傷つけられてしまうことで、老化してしまいます。

細胞の数は年齢と共に減ってゆき、70歳では赤ちゃんの時と比べ、約3分の1に細胞数が少なくなっているといわれています。

そのためATPの生産量も減り、老化していくのです。

体が老化すれば、免疫力も落ち、病気にも罹りやすくなってしまいます。