痛 風

痛 風 の 原 因

痛風の原因は環境要因と遺伝的要因があります。

①:環境要因

1)食生活の問題

食事の内容は尿酸値に影響を及ぼします。

肉食、海産物は痛風を増やします。野菜、食餅繊維、乳製品などは尿酸値を減らします。

なるべく野菜の入った食事を心がける習慣は長期的に痛風対策となります。

痛風の患者さんの約6割は肥満があり、肥満度が大きいほど尿酸値は高くなります。

肥満は痛風の人に多い合併症の大きな原因です。食事に気を付け、運動し、標準体重を守ることが大切です。

2)飲酒の問題

アルコール飲料は尿酸値、活性酸素を一時的に上昇させます。体内での分解時に尿酸が作られ、その際に出来る乳酸が尿酸を蓄積させる事、ビールなど一部のアルコールに尿酸の元となるプリンタ委が多く含まれていることが主な要因です。尿酸値上昇時に活性酸素が大きな役割を果たします。

アルコールの代謝時には尿酸値が上がるのでどんなお酒でも尿酸値や痛風にはよくありません。尿酸の元になるプリン体はアルコールの中ではビールが最も多く日本酒にも入っています。ウイスキーや焼酎、ブランデーなどの蒸留酒には少量含まれています。

3)ストレス

ストレスは尿酸値、活性酸素を著しく上昇させます。激しい運動も一気に尿酸値を上げます。当然活性酸素も急激に上昇します。発刊や下痢で脱水症状になったときも血清尿酸値は上昇します。この時もまた活性酸素が上昇します。

②:遺伝的要因

尿酸に関する遺伝子は、

ⅰ)まれで影響が強い遺伝子

ⅱ)頻度が多く影響が弱い遺伝子

に分けられます。

ⅰ)まれで影響が強い遺伝子

HPRT,PRPP,UMOD,SLC22A12,XDH,PNPなど

これらは尿酸生成に強い影響を与え尿酸値大きく動かします。

ⅱ)頻度が高く影響が弱い遺伝子

大多数の痛風や高尿酸血症に関係する遺伝子は、頻度は高いが影響が弱い遺伝子です。

ABCG2,CDC42BPG,GCKR等々です。