お問い合わせ内容
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記事を拝見して大変興味を持ちました。
今水素水サーバーを自宅に設置しております。
正直効果を感じておりません。
質問ですが、体の水素ガス飽和量を教えて頂きたいです。
効果を出すためにはどれ位の水素ガス量を吸入する必要があるのでしょうか?
健康支援センター博多からの説明と回答
お問合せメール拝読いたしました。
効果が感じられないとは残念な状況ですね。
まず、質問がございます。
” 効果を出すため ” の目 的 は何でしょうか?
ご存じのとおり水素水とは、人工的に水に水素を溶かしこませたものです。
物理的に溶存させるには限界があり、一般的に0,4~0,8ミリmol/l(0.8~1.6ppm)が知られている数値であくまで目安です。
水温が低いほど溶存量も多くなります。
つまり、条件により数値は変動します。
一方お問合せの水素ガスの身体における飽和量ですが、結論明確なものはございません。
年齢、身体条件(代謝能力、活動量など)により大きく異なります。
しかしながら、% 単位 であることは間違いありません。
即ち、ppm(百万分の一)と%の比較になります。
ちなみに、厚労省先進医療 B No51 にある「水素ガス吸引療法」の水素濃度は2%です。
仮に水素水が1ppmだとすると、その2万倍となります。
「水素ガス吸引療法」を行い、身体中の水素ガスが飽和状態にある場合は、呼吸で吐き出す呼気に水素が混入してきます。
水素水に関しては様々な研究、臨床結果が報告されています。
C様の目的がもし、基礎疾患の改善や病気療養(がん、生活習慣病、アレルギー、自己免疫性疾患など)
の場合、水素水の濃度では直ぐに効果を感じる可能性は極めて低いと思われます。
しかしながら、数年単位で未病対策、アンチエイジングを目的とするならば、継続することで健康維持につながるものと思われます。
仮に、病気(疾患)の回復を目的とされているならば、効果の速さと結果から「水素ガス吸引療法」をお勧めいたします。
但し、水素水サーバーと同じく「水素ガス吸引器」も世間には玉石混交(効くものもあれば効かないものも出回っている)状態です。
また、「水素ガス吸引器」にも電気分解方式(9割以上)と電磁誘導加熱方式(数%)の2種類がございます。
電磁誘導加熱方式は明らかな結果を伴います。
これは低活性の水素分子と活性化された反応性の高い水素イオンの違いです。
効果も随分違います。
酸素を例にとると、空気中の酸素分子と活性酸素(ヒドロキシルラジカル)程の活性度の違いがあります。
C様のおっしゃる ” 効果を出すため ” の目的により吸引頻度や方法が異なってきます。
「水素ガス吸引療法」の最適な水素濃度は、実績から2%程度の機械が良いと考えます。
ちなみに、水素ガスは濃ければよいというものではありません。
参考に「水素ガス吸引療法」の効能と目安となる吸引頻度下記に示します。
ご参考にして下さい。
2%の水素ガス吸引器「ENEL-02」についてはリンク先をご覧ください