水素がなぜがんに効くのか ?・・・その①

 水素がなぜがんに効くのか・・・①

 水素は、免疫チェックポイント阻害効果が得られることも示されています。

  がん細胞が体内の免疫(T細胞など)を阻害している状態を改善し、免疫細胞をふたたび活性化させることが臨床試験で判明しています

 水素ガス吸入療法

 水素ガス吸入療法は、がんの進行抑制や治療による副作用の軽減、がんにかかりにくい体質の改善

 などに効果が期待できる先進的な療法です。

 水素ガスを体内に取り込むことで活性酸素を除去し、酸化ストレスを軽減する効果があると考えられています。

 また、水素ガスには抗酸化作用や抗炎症作用があり、がんの進行に密接に関連する

 過酸化や炎症の発生を抑制する可能性もあります(※)。

 水素ガス吸入療法は、熊本県玉名市の玉名地域保健医療センターでステージ4のがん患者37名に6カ月間実施したところ、

 有効率75.7%、奏効率32.4%という結果が出ており、腫瘍の縮小や副作用の軽減などの効果が示されています。

 また、京都御池メディカルクリニックでは水素水を飲用した群で、

 放射線治療中のQOLスコアが顕著に良好であることが示されています。

 水素ガス吸入療法は、毎日2-3時間の吸入で慢性疲労除去や倦怠感改善などの効果が認められています。

 また、熊本県にあるくまもと免疫統合医療クリニックでは低容量の抗がん剤治療との組み合わせも試されており、

 効果が3倍に上がると報告されています。

 

※:大阪市立大学 がん疫学・予防 基盤研究(C) 研究課題/領域番号:23501323

ヒドロキシラジカルの選択的除去による発癌予防

水素水で発がんの原因と考えられる活性酸素・ヒドロキシラジカルを選択的に除去して、発がん予防効果を明らかにするラット実験が行われています。
ヒトウイルソン病のモデル動物であるLECラットを使用し、脱水素水を投与したグループでは肝臓に著名な腫瘍形成が認められたのに対して、飽和水素水を投与したグループでは、肝臓における腫瘍形成が著しく抑えられていたことが示されました。

 

 

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