自己免疫と水素
水素は、自己免疫疾患や炎症性疾患、血栓症疾患の抑制に効果があると報告されています。
水素には、次のような特徴があります。
- ・悪玉活性酸素を選択的に除去する抗酸化物質 水素は、悪玉活性酸素を選択的に除去して無害な水に変え、尿として体外に排出します
- ・免疫力を高める善玉活性酸素には作用しないため、理想的な抗酸化物質と言えます
- ・水素はミトコンドリアを活性化させ、エネルギー産生を効率化します
- ・これにより、疲れにくい体や脳へのエネルギー供給の向上、代謝の向上などが期待できます
- ・水素が血流に乗り血管内皮細胞に到達すると、内皮細胞にある活性酸素と反応して水に変化し、尿として排泄されます
- 血管内皮細胞が活性酸素によって攻撃されると動脈硬化やがんなどの危険性が高まるため、水素吸入は健康の維持に役立つと考えられています。
水素を体に取り込むには、水素吸入療法や水素水、水素風呂、医療機関での点滴や点眼薬などがあります。
体温と免疫力、代謝の関係
体温と免疫力、代謝の関係についてわかっていること。
- 体温と免疫力には相関関係があり、体温が上昇すると免疫力が上がると報告されています。
- 免疫細胞が正常に働く体温は36.5℃とされており、体温が1℃上がると免疫力は最大で5~6倍、
- 1℃下がると免疫力は30%下がるといわれています。
- 病気になったときに発熱するのは、体温を上昇させることで免疫細胞を活性化させ、病気と戦う力を上げようとしているからです。
- 体温が上がることで血液の流れがよくなり、白血球の動きも活性化されるため、免疫力が高まります。
- 体温を維持するために多くのエネルギーが費やされているので、体温が高い人ほど基礎代謝量が多く痩せやすいと言われています。
- HSP(ヒートショックプロテイン)は傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質で、
- 免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力も持っています。
- HSPは、体温を上げることで体内で作られる量が増加します。