酸 化 と は・・・?
1 酸 化
水素を考える前に、人間にとって必要不可欠な酸素のことを、考えてみましょう。
脊椎動物である人間は、自らのすべての営みに熱エネルギーが必要となります、体を動かす、代謝をする、細胞を作り修復と周期を迎え入れ替え、脳を働かせる事ですら熱エネルギーが必要なのです。
その熱エネルギーの材料が、酸素です。しかし、酸素は良いことばかりではありません。
良いことの裏には必ず悪いことが隠されています、それが「酸化」なのです。
「酸化」とは、科学的にはある物質が酸素と結合すること、化合物から水素を取り除くことです。
例を挙げれば、鉄が空気中の湿気と酸素を含み錆ができます、錆は酸化鉄といわれ文字通り酸化された鉄のことを指します。
冷蔵庫に野菜などを入れて置くと、しなびてきます、これは根から水を吸収できないからです、茶色くなっていくという現象で腐っていくということなのです。
人間は、酸素を吸い続けますので、酸化の影響が蓄積して老化となります。
酸化が身体に悪い影響を与えるのは、老化だけではありません。
ここで人間が病気になる根本的原因を調べてみましょう。
現在、人が病気になる原因は、大きく分けて外因的要因と内因的原要因とに分かれます。
外因的要因は、ウイルス、細菌に感染することによって起こり、病気発症の30%が原因となっています。
となっています。言い換えれば外からの侵入者です。
内因的要因は、酸素吸引し熱エネルギーに変換するときに発生する活性酸素、呼吸のうち2%~3%は、熱エネルギーに使われずに残ると言われている活性酸素が、病気発症原因の70%だとされています。
2 活 性 酸 素
病気の内因的要因のほとんどが、活性酸素によって起こると云われていますが、通常の場合、人間が本来持っているシステムで害にならないように処理されていたり、自然免疫(生まれながらに備わっている)である白血球の中の好中球のなかに取り込まれ、外からの侵入者を排除する材料として使われています。
では、何故 内因的要因のほとんどが活性酸素といわれるのでしょうか?
それは病気発症メカニズムに関わる身体に入るスイッチが大きくかかわっているのです。
スイッチとは代表的なもので、たばこ、アルコール、紫外線、化学物質(ホルムアルデヒロ・光化学スモッグ・薬など)、過度な運動、そしてストレスなどがあり、身体にスイッチが入ると活性酸素が身体中に増えてフリーラジカル化されていきます。
フリーラジカルした活性酸素は4種類
1、スーパーオキシドアニオンラジカル
2、過酸化水素
3、一重項酸素
4、ヒドロキシルラジカル
があり1~3は体内のシステムにより無毒化されたり消滅していきますが、4番目のヒドロキシルラジカルはきわめて反応性が高く、生体損傷の大半はヒドロキシルラジカルによるものとされています。
3 活 発 な 水 素(H-:ヒドリド)
活性酸素(ヒドロシキルラジカル)を身体から除去するにはどうしたらいいのでしょう。
ここで考え出されたのが、酸素の影響で起こるさまざまな事に勝てる体、戦える体を作る、老化を防ぐ、アンチエイジングの考え方、抗酸化、すなわち「活発な水素」H- :ヒドリドなのです。
「活発な水素」とはどんな物質なのでしょう。
周期表上一番始めにあり原子記号H、原子番号1、最も軽く最も小さい元素、宇宙では最も多く存在する。
水素は通常、水素原子が二つ対になった安定したH2分子状態です。ただ、水素分子そのもののかたちでは滅多に存在しません。
安定した水素分子は反応性も低く、還元性もヒドリド:H- に比べると弱いものです。
「活発な水素」H- :ヒドリドは、水(H2O)を臨界点の約2倍、650~700°Cに加熱し水素がマイナス電子を帯電し下状況から生成させます。このH- :ヒドリドを素早く常温に戻し吸引することで体内のヒドロキシルラジカルと結合し水となって体外へ排出させるのです。
この為、吸引中は頻繁に尿意を感じ、トイレに通うこととなります。