脳梗塞のサインを見逃すな!

症状による早期発見

脳梗塞は発見が早ければ早いほど後遺症が最小限に抑えられます。

どのような症状が現れるのか見逃さないことが第一です。

脳梗塞で現れる症状

脳は、各々の部位が、様々な機能を担っています。

このため、障害のの出た部位によってさまざまな症状が現れます。

「F・A・S・T」で脳梗塞の症状を確認

① 一つ目は「顔(fase)」の症状です!

「いー」と言ったときに左右のバランスを見ながら笑顔が作れるかどうかです。

脳梗塞が起こっていると片側どちらかに麻痺が起こるのでうまく笑顔が作れません。

片側、どちらかが歪んでいる場合も疑いがあります。

② 二つ目は腕(arm)です。

目を閉じて両腕を前に伸ばします。麻痺がある場合腕が下がったり、

手のひらが内側に曲がります。

③ 三つめは言葉(speech)です!

ろれつが回らなかったり、話づらく聞き取りにくくなります。

④ 4つ目は発症した時間です!

上記の症状が確認されたら時間を確認してすぐに救急車を呼んでください。

4時間半、8時間以内だと血栓を溶解させることができる t-PAや血管内治療が

施せます。

ためらわず救急車を呼んでください。

 

夏、特に今年は夜も温度が下がりません。

夜尿に悩む方もいらっしゃいますがとにかく

水分が不足すると、血栓が出来やすくなり脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなります。

枕元には水や経口補水液を常備し、夜間トイレに行った後は

同じ量だけ水分補給に心がけてください。