がんは免疫力と体温の法則に従う
・が ん と 体 温 の 法 則
体温 ( 深部体温：※)を本来あるべき36.5°前後に保つことで体の免疫システムはとても活動的な状態を維持することが明らかとなっています。
例として、がん細胞と体温に関わる免疫力の状態は以下の通りです。
40.0度 ほとんどのがん細胞が死滅
39.6度 乳がん細胞死滅
38.0度 免疫力が更に強くなり、白血球が病気と戦う
37.5度 菌やウイルスに免疫力が強い状態
37.0度 体内酵素が活性化
36.5度 健康体、免疫力旺盛、代謝活発化
36.0度 震えることによって、熱生産を増加させようとする
35.5度 自律神経失調症、アレルギー症状が出現
35.0度 がん細胞が最も増加する温度
34.0度 水に溺れた人を救出後、生命の回復がギリギリの体温
普通、健康な人の体温は36.5度前後といわれています。
36度になると、震えが起きてきます。
これは震えることで熱産生を促すため。
35度はがん細胞がもっとも増殖しやすい温度といわれています。
30度で意識が消失。29度で瞳孔が拡大してしまいます。
このように体温が0.5度下がるだけでも深刻な影響があります。
死に近づくわけです。 一般的に36度未満の体温のことを「低体温」と呼んでいます。
人間の身体は本来正常であれば、常に36度～37度くらいを保てるようになっています。
この低体温症は筋肉量の少ない女性が多い傾向にあったのですが、最近では子どもや男性にも見られ、体にさまざまな悪影響を及ぼす原因となっています。
冷え性やお腹が冷たい人は、内臓の血行が悪く、酸素、栄養素、白血球、免疫物質などのめぐりが悪くなってしまいます。
お腹や腰を温めると血流が上がり、身体全体に熱が行き渡ります。
手足の冷えも同時にとれ、むくみが改善されると言われています。
冷えている体幹部分を直接温めることで内臓や脳に集まった血液が手の先や足の先にまで血液を潤滑に流してくれるようになります。
・「腹巻き」は先人の知恵
「 腹 巻 き 」をする事で、お腹のまわりだけではなく、肩や腕のあたりまで温かくなっているのが実感できます。
お腹を温める方法としては昔からなされている原始的な方法ですが、「 腹 巻 き 」が一番なのです。
・「ふくらはぎ」は 第２の心臓
実は、「ふくらはぎ」は足の血液を押し上げる第２の心臓として働きながら、
心臓の動きをコントロールしている高度な器官です！
「ふくらはぎ」が健康で心臓へ戻る血液量が増えると、心房性ナトリウム利尿ペプチドという
心房から出るホルモンがより分泌されます。
このホルモンは利尿採用を促すと同時に、血管を拡張して血圧を下げる働きがあると言われています。
「ふくらはぎ」が健康になり血行が改善すると、足の冷えがとれて体が温まります。
・水素ガス吸引は深部体温を上昇
水素ガス吸引療法の前後で体温は約 0.5～2.0°Ｃ上昇します。
「首」、「手首」、「足首」など、部位に「首」の漢字が使われる部位には太い血管が体の表面近くを通ります。
そこを温めることで、温められた血液が手足の末端まで流れ、手先や足先まで温めることができると言われています。
「くつした」で、どうしても冷えやすい足の末端の冷えた血流を直接温める事が出来るため、
身体の中心部にも暖かい血流を送り返すことが出来ます。
体温を上昇、保つ方法は運動習慣（なるべく歩く、階段の使用）、
湯船につかる、大きな筋肉を使う、内臓を冷やさない（冷たいものは控える）などです。
水素吸引は免疫細胞中のミトコンドリアが活発になりエネルギーを作り出します。
その結果、深部体温は上昇し、免疫力も上昇します。当然手足などの末端毛細血管の血流は良くなり、冷え性改善につながります。
（※）人間の体温は体内温度（深部体温）と皮膚表面の温度があります。
深部体温は、３７度前後。皮膚温度はこれよりも低く手足の温度はもっと低くなります。
秋から冬にかけて冷気などにあたると最初に手や足の皮膚温度が下がります。
これは、深部体温を保とうとしているといいます。
各臓器を守るためのもので自然的な出来事です。
体を極度に冷やすと深部体温は３６度を下回り、体がぶるぶるとふるわせて熱を作り出します。
１度下げるだけで危険信号をだして体温の調整をします。
水素吸引は深部体温、免疫力を上げる
「水素ガス吸引療法」を受けると深部体温が上昇します。
吸引前からおよそ0.5～2.0°の上昇です。
体温の上昇に伴い代謝、血行が良くなり、自己免疫力が上がります。
活性酸素の減少と共に正常な細胞の再生を促します。
「慢性炎症」が正常化し、老化予防にもつながります。