発症前コロナ抗体薬を特例承認
厚生労働省は8月30日、アストラゼネカ(AZ)の新型コロナ抗体薬・エバシェルドを、医薬品医療機器等法に基づき特例承認した。
また、ファイザーの小児用新型コロナワクチン・コミナティ筋注5~11歳用の追加免疫(3回目接種)に係る用法・用量追加も承認された。
エバシェルドの効能・効果は「SARS-CoV-2による感染症及びその発症抑制」で、新型コロナ発症後の治療目的のほか、
濃厚接触者ではない者(感染源への曝露前)に対する発症抑制の目的でも使用できる。
曝露前の発症抑制に用いる際の投与対象者は、▽ワクチン接種が推奨されない者、▽抗がん剤投与などにより、
ワクチン接種で十分な免疫応答が得られない可能性がある者――が想定されている。
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