水素のお話・・・2

② 水素と活性酸素

抗がん剤治療中は体内でヒドロキシルラジカル(活性酸素)が大量に発生し、これが肝臓、すい臓、腎臓など各臓器の機能低下となり、免疫力や治癒力を低下させる原因になっています。

周知のとおり、ヒドロキシルラジカルはがん細胞の悪性化を促進します。

活動的な水素ガスを体内に取り込むことは、抗がん剤の副作用軽減に大変有効です。

抗がん剤の中には、活性酸素の破壊力を利用し、がん細胞の核のDNAを破壊し、がん細胞を死滅させるものが多くあります。

放射線治療は、放射線を体内の水分と反応して活性酸素を発生させ、がん細胞を破壊するものです。当然正常な細胞も破壊されます。このように、放射線や抗がん剤により発生する活性酸素は、がん細胞にだけ作用せず、正常細胞までダメージを与え強い副作用を伴います。

活性酸素(ヒドロキシルラジカルなど)を減少させるには副作用のない活発な水素を取り込むことが最も効率的です。