水 素 の 還 元 力
水素には錆びたものを元に戻す強い働きがあります。
「酸化還元力」と呼ばれる作用です。
活発化した水素(ヒドリド:4H、H-)は、活性酸素の内特に悪玉なヒドロキシルラジカルと選択的に結合し、尿として体外に排出されます。
つまり、活性酸素と結びつく力がとても強いので、錆びついたものから酸素を取り除いて、元の状態にすることが出来るのです。
人体にも活性酸素に対し抵抗する働きがあります。
主な抗酸化酵素には「スーパーオキシドディムターゼ(SOD)」と「カタラーゼ」があります。
体内が若く、健康な生活を保持できればSODやカタラーゼなどにより活性酸素の害をある程度抑制することが可能です。
しかし、年を取ると共に体内で生成できる抗酸化酵素の量は減少します。
一般的に35歳位から急激に減少し、50代以降は非常に低いレベルまで落ち込みます。いわゆる代謝能力の老化です。
水 素 が 活 性 酸 素を 除 去 す る 仕 組 み
ヒドロキシルラジカルは一対になっていない不対電子があります。
一方、活発な水素(ヒドリド:H-)は活性酸素が欲しい電子持っているため結びつきやすい性質が強いのです。磁石の+と-と同じです。
2H-+O2+ = 2H2O
水素と結びつくことで不対電子が安定したヒドロキシルラジカルとなり、酸化力を失い、水となります。そして尿として対外に排出されます。
加熱方式で産生された水素ガスは、遺伝子に傷をつけたり免疫力の源であるミトコンドリアを弱らせる活性酸素を取り除くことができる強力な水素です。