骨粗しょう症

 骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。

 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。

 骨折が生じると、その部分が痛くなり動けなくなります。

 また、背中や腰が痛くなった後に、丸くなったり身長が縮んだりします。

原因と病気の状態

 からだの中の骨は生きています。同じように見えても、新たに作られること(骨形成)と溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返しています。

 骨粗鬆症は、このバランスが崩れることでおこり、骨がスカスカになってきます。

 骨粗鬆症は圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。

免疫機能を維持するために必要なビタミンDを摂取する方法【日光浴・食事】

 ビタミンDは、健康な体(骨密度)を維持するためになくてはならないもの。

 カルシウムの吸収や筋肉の合成を促したり、免疫の機能を調整・維持してくれます。

 体の中でホルモンのように働いて、体中の細胞にさまざまな指令を出す、重要な働きを担っているのです。

 

 参考①:NHK  ためしてガッテン「骨粗しょう症」

 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1171.html

 参考②:水素水が微小重力環境モデルラットの骨密度の減少を軽減

 2012年、北京軍事病院救急科において、微小重力環境のモデルラットに6週間水素水を与え、

 骨吸収に対する水素水の効果を検討した結果、

 「水素水投与によってHLSで誘導した大腿骨や腰椎の骨密度、最大負荷度、硬度、及びエネルギーの減少が軽減された。」

 と発表されました。

 Treatment of Hydrogen Molecule Abates Oxidative Stress and Alleviates Bone Loss Induced by Modeled Microgravity in Rats
 Y Sun 1 , F Shuang, D M Chen, R B Zhou
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 PMID: 22648000 DOI: 10.1007/s00198-012-2028-4